またまた記録更新である。2km超えの短いコースで14分28秒で戻って来た。前回の49秒よりも21秒早くなっている。嬉しいのは、登りを6分35秒程で片づけていてこれも記録にだろう。下りは1km以上を時速10kmで走り、5分17秒間頑張り続けたことだ。そしてその間は殆ど時速11kmを超えていた。高速カーヴ走行である。
上りも嗚咽が漏れるように厳しかったが、外気温摂氏0.5度でフリースを羽織っても流石に殆ど汗を掻かなかった。記録が出そうな感覚はその時点であった。そうなれば苦しさを続けて一挙に走り下りるだけだ。時速10kmを割らないことを考え続けたが、最高速を争うのではなく持続が課題だったので抑え気味に走ったが、それでも嗚咽が漏れた。最後に走った十代の400mや800mのあの中距離の感じを思い起こすに十分だった。
ここ暫くは可成り心肺系に負担を掛けるのに慣れて来て、ホンダのエンジンかのように周りが良くなっている。慣れなのか、トレーニング効果なのかは分からない。もう一つ、左ひざの感じが大分よくなってきている。それでも走り始めは腰が浮くように足元が定まらなかった。理由は分からないが、若干貧血気味の感じもした。それでも行ってしまうのは何故なのか?体重を量ると前回同様の71.4㎏で嫌に安定している。
ランニングすると食欲が落ちるようなことを間寛平が語っているようだが、山の仲間でも50歳そこそこでフルマラソン2時間台を走るクライマーが胃癌で直ぐに亡くなったと聞いている。なんとなくそのホルモンバランスの感じは分かるような気がする。そもそも肉が付くとは走り難いのでどうしても痩身傾向があり、食欲も自然に落ちるのだろう。どのようなスポーツでも打ち込むと遣り易い方へと環境に順応していくのだろう。その意味からも今までになく体重が定まってしまっているのは不思議である。
2013年産を二本開けた。フォルストのフロインデンシュトュックとザールのゴールトベルクである。前者はグローセスゲヴェックスで、後者は難しい年度乍らなんとかグランクリュから収穫したブドウからの辛口リースリングである。残糖は後者が多い筈だが、日にちが経つと前者の方が糖が分離傾向にある。前者のバランスの取れた培養酵母で整えられたものと後者の天然酵母の長短をもった味とは異なり、価格も前者の方が安い分軽いワインに違いなかった。その意味からも後者の三年落ちのバリックのようなかすかな木材の香りと白桃や香草の感じは決して悪くはなかった。若干ヒネタ感じも粘度の影響だろう。残糖を残したと聞いていたので、数年前のファン・フォルクセム醸造所の濁酒のような濁り味を想像していたが、全くそのようなことは無く透明感はないものの立派な辛口リースリングになっていた。その意味から前者のモスバッハ―醸造所のグローセスゲヴェックスよりも本格的なリースリングであることも確かである。この醸造所のゲテ物様の特徴は完全に無くなっていて、量感のある酸が綺麗にバランスを取っていて、最後のアーモンドのような苦味のミネラルもまさしくVDPがドイツの高級リースリングとして求めているものがザール地方にとっては不幸な年度乍ら示されているのは天晴だ。
参照:
思いがけない請求書 2014-10-10 | ワイン
見た目よりも本当の実力 2016-10-29 | 女
上りも嗚咽が漏れるように厳しかったが、外気温摂氏0.5度でフリースを羽織っても流石に殆ど汗を掻かなかった。記録が出そうな感覚はその時点であった。そうなれば苦しさを続けて一挙に走り下りるだけだ。時速10kmを割らないことを考え続けたが、最高速を争うのではなく持続が課題だったので抑え気味に走ったが、それでも嗚咽が漏れた。最後に走った十代の400mや800mのあの中距離の感じを思い起こすに十分だった。
ここ暫くは可成り心肺系に負担を掛けるのに慣れて来て、ホンダのエンジンかのように周りが良くなっている。慣れなのか、トレーニング効果なのかは分からない。もう一つ、左ひざの感じが大分よくなってきている。それでも走り始めは腰が浮くように足元が定まらなかった。理由は分からないが、若干貧血気味の感じもした。それでも行ってしまうのは何故なのか?体重を量ると前回同様の71.4㎏で嫌に安定している。
ランニングすると食欲が落ちるようなことを間寛平が語っているようだが、山の仲間でも50歳そこそこでフルマラソン2時間台を走るクライマーが胃癌で直ぐに亡くなったと聞いている。なんとなくそのホルモンバランスの感じは分かるような気がする。そもそも肉が付くとは走り難いのでどうしても痩身傾向があり、食欲も自然に落ちるのだろう。どのようなスポーツでも打ち込むと遣り易い方へと環境に順応していくのだろう。その意味からも今までになく体重が定まってしまっているのは不思議である。
2013年産を二本開けた。フォルストのフロインデンシュトュックとザールのゴールトベルクである。前者はグローセスゲヴェックスで、後者は難しい年度乍らなんとかグランクリュから収穫したブドウからの辛口リースリングである。残糖は後者が多い筈だが、日にちが経つと前者の方が糖が分離傾向にある。前者のバランスの取れた培養酵母で整えられたものと後者の天然酵母の長短をもった味とは異なり、価格も前者の方が安い分軽いワインに違いなかった。その意味からも後者の三年落ちのバリックのようなかすかな木材の香りと白桃や香草の感じは決して悪くはなかった。若干ヒネタ感じも粘度の影響だろう。残糖を残したと聞いていたので、数年前のファン・フォルクセム醸造所の濁酒のような濁り味を想像していたが、全くそのようなことは無く透明感はないものの立派な辛口リースリングになっていた。その意味から前者のモスバッハ―醸造所のグローセスゲヴェックスよりも本格的なリースリングであることも確かである。この醸造所のゲテ物様の特徴は完全に無くなっていて、量感のある酸が綺麗にバランスを取っていて、最後のアーモンドのような苦味のミネラルもまさしくVDPがドイツの高級リースリングとして求めているものがザール地方にとっては不幸な年度乍ら示されているのは天晴だ。
参照:
思いがけない請求書 2014-10-10 | ワイン
見た目よりも本当の実力 2016-10-29 | 女