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Wein, Weib und Gesang

ワイン、女 そして歌、此れを愛しまない輩は、一生涯馬鹿者であり続ける。マルティン・ルター(1483-1546)

エコの美味そうな健康

2025-06-14 | 料理
今週は結構歩いた。10kmぐらいだろうか。隣の隣の街まで往復するとそうなる。平素の走る運動量は日曜日から同じなので、全体としての運動量はそれなりになった。

塗装道路を歩くとどのような履物でも疲れる。その疲れ方が違うのである。足腰に堪えて、身体も解れない。そこでいつもの様に走ると、全身運動なのでリラックスになりやすい。なるほど散歩は心理的にはとてもリラックスとはなるのであるが。

片道5kmほどを一時間かけて歩いて、そこで何を食したか?何を飲んだか。お昼に席を予約していたので、スクエアーで食事が出来た。VDPではあるが零細の醸造所であり、今まであまり飲んだことがなかった。理由は知らないが、生産量が少ないのだろう。それでも何代かに亘ってファミリーで良いワインを作っているようで、VDP会員になっているのもそういうことだろう。

日本の宮中にご進物されるリースリングがあるように、そうした大家に比較ると陰に隠れて、今迄も門の前を通るだけだったが、割に最近自営の飲食を提供するようになったようだ。大家の醸造所にも高級レストランが並んでいるが、今回もその一つのホームページを見ると不味そうな写真と金を取りそうな印象しかなかった。

そして19時前に入ると、大きな机は塞がっていて、計画通りの相席が予約してあった。その後に入って来て追い返される人がいた。態々予約していた価値があったのだ。隣町のガーデンレストランは先週も出かけたので料理も変わらない。そこで新しいところであって且つ高級リースリングが楽しめる。

ラムハクセがあったのでそれを食した。アーティチョークを付け合わせていた。そしてリースリングは最初からリストの一番上にあったプリミエクリュの「パラディ―スガルテン」2023年物一本とした。その土壌は横に公共プールがあるように、若干谷筋になっていて、それ程軽い土壌でないことは知っている。さてどのように造っているか?

一言でいうと門に貼ってあったECO指定番号を反映していて、丁寧に出来る限りその地所の葡萄を反映する造りとなっている。なるほど土壌の反映としてはアルコールの割に若干水っぽいのは反応時間の短さか、そして無理のない発酵とが為されていると感じられる。そして価格は他所の三分の一ぐらいである。個人でやっているからこそレストランでも小売りの倍の価格22ユーロの値付けとなっている。然し質はとても高い。

それだけで満足なのだが料理も有機風でおかしな調味料は極力避けて素材の味ととても薄い味付けが京風よりも上品だ。ドイツで食した味付けの中で一番弱い。それでも味があり、リースリングと最高の相性となっている。これほど醸造所の意向と料理が完璧になっているレストランは知らない。

明らかにオーナーの意図がその味付けとなっているのだ。今一番安く高級リースリングを買うならばここのこれらを推奨したい。個人的にもこの価格ならとは思うのだが、簡単に開けてしまうのが怖い。同時に全然飽きないリースリングであることを食事中にも確認した。



参照:
見逃す出合いの機会 2025-05-30 | 文化一般
浪漫よりも中世的街壁 2025-06-12 | 雑感
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酸いも甘いもの春

2025-05-29 | 料理
金曜日は試飲会である。三日間続けて各方面に往復するので、燃料を25リットル入れておいた。全部で400km以上は走るので足りないのだが、先ずは蓄電量を増やして、様子を見る。車の中で休む為には電気は欠かせない。

初日に遠くまで行って、翌日は近場で、酔い疲れなどでふらふらしないようにする。日曜日はバーデンバーデンである。酒気帯びよりも毎年の様に疲れが溜まってくるのが試飲会である。アルコールは抜けていても神経が散漫なことはあるので、それが問題なのだ。

試飲する2024年のワインの出来の報告をそれらの資料から先に読んで準備をしておく。2025年の今年はとても寒い。冬は寒くなかったのだが6月まで涼しい春は今年初めての経験で、やはり中欧は北国だと初めて思った。日本よりも永くワイン街道に住んでいるのでその感覚は間違いない筈だ。

ナーヘと南ワイン街道の資料によると、昨年の春が早くて三月には全く暖房も要らなかったことを思い出す。それでも四月には霜が下りて雹が降ったのだが、ナーヘは壊滅状態だった。それでワイン街道に迄果実を都合しに来ている。それでも一部残った果実が試飲可能となる。ここでは雹も降ったがそれ程は傷まなかったことをここでも記録した。一度霜などで駄目になると未成熟な果実ぐらいしか残らなくなる。

南ワイン街道も春の厳しさと夏の暑さで果実の成熟に時間が掛かって、10月になってから摘み取りとなったのも記憶に鮮明である。通常の年度ではなかった。だから果実の糖と酸のバランスが取れる迄待ったリースリングはアルコール度は低くても質は良さそうである。

買い付けるこちら側からの感覚からすれば、どこの地方でどのようなリースリングを狙うかをこうしたお勉強から見当を付けておくことになる。

アムステルダムのコンセルトヘボーの並びのホットケーキ屋に座った。美術館終了から開演まで三時間あるので時間は十分だった。それでも重いものよりも簡単なものを探した。これは良かった。先ずは名物と書いてあって、それはアメリカのケーキよりも薄いが、クレープよりも分厚いとある。こちらのタルトフラムベーより分厚い。

味は甘いものが通常のようだが、敢えてベーコンとチーズのにした。然しそれでも砂糖と蜂蜜の様なシロップを奨めてくれたので両方試してみた。飲み物はハイネケンのノンアルコールビール二杯とコーヒーとチップで27ユーロ程払った。

こういうのは如何にも簡単で家庭でも食していそうなので、我々が思っているオランダの食生活そのものである。魚介類は素晴らしいが、それ以外にはチーズぐらいしか食材のあまりないところだという意識が我々にはあって、その意味では英国の方が遥かに豊かである。

丁度いい具合に反対側から開場一番に入るまでにゆっくり休めたのがなによりも良かった。アパートへもナヴィと自動運転のお陰で逸早く帰れて、この辺りは新車のお陰で、従来の程度なら到底計算が出来なかったのでそれだけで十分の価値があった。



参照:
ライン河下流の風景 2025-05-27 | アウトドーア・環境
オランダからの風味 2025-05-19 | 料理
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オランダからの風味

2025-05-19 | 料理
日曜日の22時前に帰宅。充電池は2%とか、走行距離0Km とかになっていた。結局頑張ってドイツ国内に入って街道のTotal スタンドで169セントの安い燃料を25L補給。残り370km程をそれで帰還。充電残量も最後で使い果たした。燃費その他は改めて纏める。

美術館は14時からの券を完全に使い切った。入り口も2分待たずに入れた。中もそれ程混んでおらず、普通に鑑賞可能だった。三層はざっと通った。マーラー交響曲七番との関連の「夜警」は修復中だった。大きさからすると若しかしたら今迄も観ていなかったかもしれない。記憶が曖昧である。然しそれ以外の若書きやその周辺の絵画は全く見慣れないものも多かった。これも幾らかは記録しておかないと忘れる。

アムステルダムのマーラー関連展示も悪くなかった。少なくともコンセルトヘボーでは展示として置いておけないような手書きやメンゲルベルク記載の総譜などがあった。然し自分自身が最も心を打たれる題材は、音楽してワインを吞んでいる題材で嬉しくなって仕舞うというものだ。なるほど素晴らしい裸体もあるのだが、そこまでは全く打たれなかった。

宿はあれほど素晴らしいのに何故評価点数が悪いのかを知りたかった。最後にオーナともその話しもしたが、既に書かれれていた様に冷蔵庫が小さく、冷凍室もなくレンジしかなかったことだろうか。そして母屋からのWLANが弱く、寝室では使えないことも不便だった。

パンを購入する時間はなかったが工事渋滞迂回で地道を走り回った挙句到着15時30分過ぎだったので、18時迄の間に近所のショッピング街に出かけた。魚屋さんがあったからだ。ネットでの評価点数は大したことがなかったのだが、それは半島のようなところの評価で、我々内陸部のものからすると素晴らしい。

お目当てのニシンは初物解禁日が未だとして既知であったとしても、そこにNieuwとか書いてあると訊かざるを得ない。やはり昨年のものでとなったのだが、見た目が違う。ドイツでは塩漬けという感じものしか入らないのだが、艶が全然違うのだ。四切れ貰った。大成功だった。ああいうのを知ると似て非なるものだと思い、是非いつか初物を食したいと願った。あれは大抵の人が好物になるだろう。ワインでも全く素直に合わせれる。その他揚げ物を多種購入して全部で21ユーロ支払った。

アムステルダムは嘗て仕事でホテルオークラに宿泊したぐらいで旧市街は走っていなかったことに気が付いた。30km道路のセンターライン無しがどんどんあって、大き目の車では走り難い。ロンドンやベルリンよりもバスが少ないことが幸いで、自転車はあっても二輪車はパリよりも少ない。土曜日午後だったので渋滞もなくてスムーズに走れたが、速度制限で道路が至る所波立ててあるのは気分が悪い。オランダ中である。そうなると最低地上高を空気羽根で浮かして走ることになる。するとどうしてもハイブリッド走行で、減速加速もスムーズに処理したい。ドイツよりもアパートの周辺でもより多くの中型電気自動車が走っていて、自分の車より大き目な感じで大変だなと思った。

復路で時間があったので再放送を観る為のエイドホーフェンの飛行場へ向かった。途上のヴァール河畔のピクニックが出来そうな場所をオーナーに教えて貰った。オーナーも同じ演奏会に音楽教師の恐らくロシア人奥さんと一緒に来ていたようだった。ラインの下流を知らなかったので、あとは上流のシャフハウゼンと北海への河口ぐらいだけで大体分かる。(続く)



参照:
週末旅行前の確認事項 2025-05-14 | 雑感
シュパーゲルサラタ準備 2025-05-13 | 料理
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シュパーゲルサラタ準備

2025-05-13 | 料理
金曜日にいつもの様に走りに車を出そうとした。すると我が郵便桶に何かを入れる女性二人組がいた。見覚えもなく、役所の人でもない感じだったので、車の窓を開けた。すると愛想の良さそうな30代の女性が、旦那が日本に行ったので一度会いたいとかいうことだった。なぜ日本人と分かったのかと尋ねると、名前からだという。いつ日本に行ったのかと尋ねて、こちらは長く日本に行っていないから日本は知らないけどと付け加えた。週末に独日協会のヴァンデルングがあるから情報流すよと話しておいた。そのこともあって戻って来て、早めに封書を開封すると日本語だった。読むまでもなく、例の勧誘だと分かった。

感じ良い女性だったので騙されていたが、まあそういう人たちが独日協会に来ても救われないのだろう。こちらの反応の様に救われなければいけないのは彼女たちなのだ。散々面倒なことを書いているように、こちらが勧誘されるようなタイプでない事は受け応えでも分かったろう。宗教活動が悪いわけではないが、勧誘するなと言いたい。「しんどいね」と声をかけたい。

買い物をしてしまうとアスパラガスも購入することになる。マリネ―の方法は酢を使うか、マヨネーズぐらいだが、固めに茹でて酢でどれほど歯応えが保てるかだろう。木曜日に調理して、土曜日までもたせる。レモンかライムは欠かせない。

名物のニシンも6月18日にしかお初が出ないようで、今は昨年のものらしい。するとニシンに限らずスーパーなどで揚げ物などが売っているようなので、探してみると海のものはけっこう見つかりそうだ。18時迄ならばアパートに着いてからも出かけられる。抑々オランダの食事はベルギーやドイツと違って貧しいとされているので、やはり海のものだと思う。パンもチーズも土曜日にマーケットに行くほどのことはないと思うが。金曜日の夕食ものが欲しいのだ。

ジャガイモサラダが十分あれば二日ぐらいならば、なにか少しあればそれで足りる。野菜もパセリぐらいはマリネ―も考えて持っていく。

6月のワイン祭りの交通規制のお知らせがあった。それでこちらの日程が最終的に決まる。二週間ともフランクフルト方面に出かけるので、夜中を避けて、朝帰りにする。一度は劇場に駐車して、既に鍵を与っている留守宅のアパートメントで早朝まで過ごして、午前7時までに出庫すれば6ユーロしか掛からない。もう一泊はまた夜間料金で駐車しても可能だが、車庫からアパートメントの移動が面倒なので、場所さえ探せれば車内泊でもいいかと思っている。その前にワイン試飲会などもあって色々と試してみてから考える。

朝10時迄に帰宅するのにどこかに宿泊する価値はない。強いて言えば、宿泊して夜更けに飲食して、早朝酔いを醒まして動けるかどうかにかかっている。フランクフルトに宿泊すれば特に週末の夜更けの飲食で不自由することはない。その方が宿泊よりも価値がある。

燃料は原油価格が落ちているという割に殆ど安くなっていない。50リットルしか入らないので大したことはないが、全部で80リットルぐらいは必要になる筈だ。衣装は暖かいので全く問題はないが、靴は部屋履きも含めて三種類必要になる。旅行中の服装もほぼ決まっている。暑くも寒くもなく降らないようなので快適な旅行が可能な筈だ。それが一番うれしい。ウォータフロントのテラスで寛げると嬉しい。



参照:
狙う季節もののニシン 2025-05-10 | 料理
日常のあやふや感 2025-02-09 | 料理
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狙う季節もののニシン

2025-05-10 | 料理
午前中は摂氏一桁へと放射冷となっている。運動するにはよいのだが、あとが疲れて、逆に寝つきも悪くなった。やはり洗車で疲れた様だ。特に力をかけた訳ではないのだが、なんとなく全身が重い。ビール一缶で寝つきが悪くなる筈もないのだが、何かが違った。

よく分からないが、気温が下がるとエネルギーが喰われて腹が減る。四旬節間の節食の影響が続いている感じで、特に歯の調子が悪かったので、自らの意志よりも節食になっていた。胃袋は幾らでも入るのだが、習慣づくとそれ程食さないでも我慢できる。甘いものあないと倒れそうになることもある。

それでも痩せる訳ではないが、既にベスト体重にあって、少し量を食すると増える。問題は持続力がなく、直ぐに空腹感を覚えることで、筋力が落ちるなどと同じでスタミナが足りなくなるというのに近い。これを早急に戻したいのだ。どうも糖化の働きが進んでいるようで、血糖値の上下動が激しくなっているのだろう。

アムステルダムに出かけるのは一週間後になった。あまり余裕がなくなった。週末にはマーラー九番はお勉強しておかないと間に合わない。田園交響曲その他は来週でも間に合う。

そろそろ旅行の準備もしておかないと間に合わない。朝8時過ぎに出て、出来るだけ早めに着くようにする。アウトバーン61号線をひたすらマース河畔まで走り続ける。それ程飛ばせる区間はない筈だが、場合によってはスポーツモードを試してみてもよい。その分オランダに入ってゆっくり走行するのでそれ程疲れない筈だ。渋滞さえなければ、充電は往路で20%ぐらいしか使わないのではないか。

夕食二食分は準備しておかないといけない。ハーバーテラスレストランもあるのだが知らない土地で10km以上も走ると飲めない。良さそうなパン屋も1.5km先に見つけたが時間的に余裕があるかどうか。潮風のあるようなところで豚も嫌なので、ジャガイモサラダを軸に近所で生牡蠣まで期待しないでも名物の大西洋ニシンぐらいは仕入れて合わせられるといいかもしれない。リースリングもその手のものを持ち込もう。肉類は最小限のソーセージ類を持参すれば事足りるだろう。アヴォガドなども役に立つか。季節柄アスパラガスと小海老ぐらいのマリネ―も作っておくと魚にも合う。結局ピクニック用には握り飯二号を持参しておくとなんとか翌朝までは誤魔化せることにもなる。

マーラーフェスティヴァルの生中継一覧が出ているので、初日の放送で試験をしてみる。久しぶりにミニノートブックを持参するが、問題はお昼のアパートを出るので、録音開始20時15分までに切れてしまうことである。車の地下駐車場なので電波は来ないだろうから — 先日フランクフルトの劇場駐車場で気が付いた —、そこでの設置は難しいだろう。放送局によっても異なるので試してみないと分からない。

兎も角、今回が新しい車での初の長距離となるので、試すことや必要なものをチェックしておかないといけない。洗浄液量なども十分に満たしておく。復路で車を停めるにいいところがあれば、一度仮眠してみるのもいいかもしれない。洗車はしたが一度掃除機も掛けておかないといけない。



参照:
30年ぶりのアムステルダム 2025-05-04 | 生活
拭った高圧洗浄のあと 2025-05-08 | 生活
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週末から週明けへの充電

2025-04-17 | 料理
二回目のバーデンバーデン行。市内も走る予定があったので、充電80%で出かけた。最近お走行モードは、先ずはハイブリッド若しくは電気で走りだして、エンジンがノッキング風にならないところからインディヴィジュアルに変更してスポーティーに飛ばす。エンジン音が気になるのはやはり低回転での加速で、それを避けるようなハイブリッドになっている。そこまでで10%ほど使ってしまうことがある。

はっきり認識したのは、充電ホールディングモードでも必要な加速などでハイブリッド走行となるが、そうした2%程の消費は回生エネルギーで取り返せる。それが従来からのToyotaなどのハイブリッド走行だった。プラグインの電気走行分は戻せないので、予定される市内走行分はいつも充電量としてキープすることで気持ちよく走れる。アウトバーンではホールディングだけで走ってもスポーツで走っても問題がない - 次回フランクフルト往復で使ってみる。流石に上手に使えるようになったので燃費も百キロ6.9リットル則ちリットル14.5kmまで上がって来た。まだ10%以上は平均が上がる。

アウトバーンの工事渋滞も想定以上で途上のスーパーではバケットやカカオ味のエクレアなどを購入する時間しかなかった。レクチューア―に出かけるために、バーデンバーデンのク―アハウスへ今回はナヴィの通り、山の中腹の高級住宅街を通った。通常はトンネルを通る所を上にあがって谷に下がってくるルートである。なぜか今までそこを通ることがあまりなかったのは、対面交通で譲り合う所も少なくなく、決して走りやすくはないからで、こういう所こそ電気で走りやすい。ドリントホテルのところから入庫は記憶にあるのだが、とても久しぶりである。幸い15時始まりに滑り込んだ。

可也の参加者があったレクチャーが終わって、引き続いてチェコフィルのブルノの合唱団メムバーによって数曲歌われた。特にチェコ語での歌はそのアクセントやしいから興味深かった。まさしくあのチェコフィルの弦の雑音成分と同じ子音の響きだった。生で聴いた方がこういうのは分かりやすい。

木曜日は第九をざっとお勉強しておく。前回は就任披コンサートツアーで2019年8月に聴いている。それから五年以上経っているが、コンツェルトマイスターはダイシンの筈だ。写真などを見るとマケラ指揮で出ていないので、フルサ指揮と第九しかないであろう。恐らく、フルートにパユであろうか。

やはりその時の録音を聴いておかないとこの間の変化も細かくは分かりにくい。印象としては、テムポ感は変わらずにより拍が深く取られるような気はするが、どこまで出来るかも演奏者側の力量が試されることになるのではないか。

またプログラミングとしては、来月のマーラーにも通じ、もしかするとブルックナーも新シーズンに出てくるかもしれないと思っている。

先週火曜日にとったゼムパーオパーのティケットが届いた。結構時間は掛かったが無料なのがなによりだ。そして物が入るのがやはり嬉しい。48ユーロの券の為に、旅費だけでなく、倍の90ユーロ以上の部屋を取ってある。1月末の前回の行けなかったハノーファーのオペラの席は26ユーロだった。


参照:
中劇場での音響と視界 2025-04-09 | 文化一般
「一聴瞭然」の蟹の横歩き 2019-08-31 | 音
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ソヴィニオンのテリーヌ

2025-04-14 | 料理
バーデンバーデン往復をした。充電は80%を32%まで使った。復路は91.2kmを4%電気で、ガソリンは100kmを6.4リットル則ちリットル16km弱である。往路のクアーハウス迄の迂回路と途上の仏蘭西スーパーへの立ち寄り、そこから祝祭劇場を通り過ぎて若干山の中まで走ったので燃料を使った。

特に市街では信号待ちや渋滞などあれば電気を使う。使わないとエンジンの回りが不愉快だからだ。そのような設計思想ではない。復路で信号待ちダッシュをハイブリッドですると通常の車ではついてこれない。本格的なスポーツカーしか相手にならない。

よってガソリンでまだ23%残っていて140km、次の往復に再び15リットル入れておけば十分だ。インディヴィジュアルモードを使うようになってスポーティーな走り方とエンジン音の快適性はあがった。その分窓につく虫の数が増えた。高圧水洗をどうしようかと考える。早めにさっと流しておく方が早い。

スーパーではいつものように前回買わなかった2021年産のブルゴーニュと、魚介類、そしてサラダ菜、キッシュ、テリーヌとチーズを購入した。61ユーロなら悪くない。少なくともワイン以外に四食分以上の食材は購入した。復活祭の食材はもう一度そこで買えれば良しだ。時間の使い方だけとなるが、金曜日が休みとなると機会が無くなる。

テリーヌはただ目の前にあったので、切って貰ったら真ん中の大きなところになった。銘柄はユラのソヴィニオンブランを使ったもののようで名物らしい。今迄意識して食したことがなかったのでおいしい。ワインに合うなと思いながらの朝食ともなる。

そこまでのアウトバーンでランダウで大渋滞していたので一度下りた。事故渋滞だと思ったからだが、工事渋滞で待っていた方が早く経済的だったかもしれない。然し結構長い区間の車線変更だったので混んでいると大変だ。ランダウ市内でハイブリッド走行となった。今後の参考になる。

それで時間が圧しているところに更にクアーガルテンで催し物があって、そして地下駐車場が工事中で三分の一ぐらいの空きスペースしかなく、場所を探すのにとても時間が掛かった。次の時は催し物封鎖もなく、土曜日でないので訪問数も少ないことを願っている。少なくとも時間的に余裕をもって出発しなければいけない。

少しだけ谷道も走ったがスピードが出るとエンジンでも快適でやはり低回転での出力とは違うようなので快適だった。下りに如何に回生エネルギーを得るかである。楽譜をボードコムピュータで観るには横捲りにしておく方が使い良い。

復路は暗くても自動運転で後押ししてくれるので、そのいちいちの面倒さがなくて疲れにくい。同時にアクセルと無理な出し入れが少なくなるので平均時速があがり走行時間がより計算通りになってくる。

特に仕事の帰りなど特に音楽劇場の帰りには楽で、未知の経路の時はなによりも安全運転に集中できるのがよい。やはりアクセルの出し入れと安全運転配慮は全然違うような気がする。対向車のライトで吃驚してブレーキを踏み込む必要もない。



参照:
睨み合いの国境越え 2024-08-31 | 雑感
恥じるべきはあなた 2025-04-13 | 文学・思想
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スカンポにする時

2025-03-23 | 料理
歯茎の炎症、症状も心理的にも落ち着いているのが、全快したわけでなく、腫れに違和感が残る。とても健康を感じられない。確か三千年前の氷河ミイラのオッツィー君がそういう炎症を抱えていたようだ。なにか健康状態は冴えなかったろう。そんな人と同じ症状になっているのが嫌であるが、仕方がない。

歯根治療を行うと神経を取り除いてしまうので歯がもたないというが、先ずは炎症を起こさないようにして全身症状を食い止めるしかない。上顎が駄目になって仕舞うと施しようがなくなる。次回の施術前に若干話しをする必要はあるだろう。恐らく向こうも勉強はしてくるのだろう。まあ、僕の様な患者さんは経験を蓄積するにはいいに違いない。

施術後も傷が取れる迄には二週間ほどは掛かるとあるが、毒素がなくなれば回復は早いと思う。直後にフランクフルトの初日があるのでお勉強はこの週末しかない。「見本」が書いてある楽譜も見難いのであるが、269頁であり、なんとか目を通すしかない。同時にライマンの音楽書法も他の歌曲などでもう少し慣れておく必要もある。何はともあれ先週のレクチュア―の内容はお勉強の動機付けにはなる。

ドレスデンの宿を早速抑えておいた。理由はクリスマスマルクとの事情だったようなっ背景もある。それは後で気が付いたのだが、ザクセンの劇場が観光客相手に催されている面が大きく宿泊場所なども確保しておきたかったからだ。実際にミュンヘンと比較しても全然安くなかった。それでも30分ほど車で走らせればミュンヘンよりは安かったのだが、その田舎度も違い、なによりも宿泊場所までのワイン街道からの距離を考えると出来るだけ劇場に近い方が有利と考えた。

市の郊外の高台で、興味はある。家並みもヴィラが建っていて隣はプールがあったりする。評価も10点満点で9.7だから、高い金を払っても、当日発で17時迄に劇場に入れればその価値はある。そうでないともう一泊することになるからだ。駐車も大家の自宅のカーポートだと思う。そうでなくても前の道は行き止まりだ。

なるほど市内ならばホテルで車を乗り付けるところでもあるが、やはり食事とか駐車料金とかを加えていくとやはりその程度の額では終らない。

それと同じ額をアムステルダム行の宿泊数を減らして捻出していた。なるほどあまり頻繁には出かけける所ではないので、折角だから美術館にも出かけるのだが、余分にまで考えると駐車料だけでも馬鹿にならない。そして何よりも演奏会があっても5月であるからそこから独逸に向かっても明るい内に国境まで来れる。そしてなによりも車中で眠れる条件は整っているのだ。そして翌朝週明けから自宅で仕事が可能となる。

先日購入したスカンポのケーキは予想よりも美味かった。やはりオーナーは味の加減が上手だ。レシピ―通りの配合ではなくて味の出方をよく予想して作っている。冷えてからの味である。だからその食感も確り検討していているようで、独逸では珍しい自立型のケーキが多く、横からフォーク串刺しでバランスをとる必要もいない。なるほど雑誌に載るような店のスイス菓子風ではないのだが、その見た目や材料よりも可也質が高いことが通い出して三年以上経って分かるようになって来た。



参照:
別れる切れるはでありんす 2023-03-02 | 女
ドレスデンでの出逢い 2025-03-22 | 文化一般
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嬉しい行者大蒜ペスト

2025-03-16 | 料理
炎症は止まったが膿が残っている様だ。つまり、機嫌よく使って圧をかけると歯痒くなって鼻から頭で痛むようになる。とんでもない免疫力を消費していると思う。全身症状になっている。せめて上顎の融ける前に治療に入りたい。毒素が心臓にも来る。

来週の初診は外科手術に迄入ることを覚悟しないといけないだろう。どこが炎症していたかに拠るのだろうが、レントゲンでどのように写るのか。2022年にはなんともなかったのだが。

その時から鋭い痛みは止まなかったが、この2月始めに言及しているので早くとも1月の末以降それが無くなって使えるようになった様だ。そして腫れて来た。若干の以上は昨秋10月のミラノ旅行の時の膿感で、旅行故かと思ったが、何かが起こっていた可能性はある。

歯科診療までに膿も取って仕舞いたかったがそれはどうも無理なようだ。なんとか巧く処置が出来るように願いたい。放射冷却で朝晩が冷えてくると余計に身体に堪えて辛い。

午前中11時始まりに出かけるので、遅くともワイン街道を9時過ぎに出ないといけない。ラッシュ時ではないので近隣の工事の影響はなさそうなので其の儘アウトバーンに乗れると思う。

燃料は47%のハイオク、80%の蓄電量で、計算とからすると319km走れる筈だ。実際にはハイオクだけでもすんなり走れれば23,5リットルで350km程は走れるかもしれないが、まだよく分からない。基本方針は国道、アウトバーンに乗れば充電維持走行を心がけて、ワイン街道とフランクフルト市内だけはハイブリッドモードにする。往路も時速210km走行を目指す。

土曜日15日はバレンタインのただ券を溶かしておかなければいけないので、自ずからフルサ指揮の生中継を観る。復活祭の三日目にバーデンバーデンでも演奏されるが購入していない。悪くはないだろうが、計五回通う中でもうそれ以上は必要無いというしかない。二日間のただ券でなにが観れるかというととても疑問なのだが、最後のアーカイヴのラフマニノフと他に何かを流すぐらいか。

フランクフルト往復でのもう一つの課題は、二系統のナヴィの切り替えと、前回は叶わなかった。調整したら、スマートフォーンとイヤフォーンが上手にソニーのAppで接続されていなかった。理由は分からないがボードコミュピュータが優先になっていなかったかららだろう。然しそこから再びアンドロイドカーに切り替えないと二つのナヴィが上手に使えない。

行者ニンニクを漸く購入した。4ユーロ台が3ユーロ台になったからだ。それでもまだ高価すぎるが、ここで食しておかないと意味がないと思って購入した。先ずはペストでパンに塗った。ヌードルにも料理にも使いやすいので嬉しい。歯茎が炎症を起こしている時なんかは余計に熱を持って大変なのだが、それが強精食材なのである。嬉しい。



参照:
10時間を超える日照時間 2025-03-06 | 暦
週末に及ぶところ 2025-03-15 | 雑感
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売り上げ貢献の行い

2025-03-02 | 料理
陽が少し射した。体調も悪く、シャッキとしないのでワインを補給に行った。ハイデルベルクの南ライメンの醸造所にいつものシュペートブルグンダーを取りに行った。2023年度産が出ていたからだ。2022年とは異なり難しい年度というが先ずは試してだ。

片道55km程で、往復で1時間半ほどだから、往復で110kmそして80%の充電をしたので、来来週にフランクフルト走行復路には飛ばせれる。戻って来て71%の残量、燃料もフランクフルトに向けて適量を入れることになると思う。

改めて様々なことを学んだ。一つは上の速度制限を慣らしの140kmと指定しておくと、無制限区間ではとても慎重でなかなか自動追い越ししてくれないことだ。もう一つは、未知を間違ったりして、うろうろすると自動運転での気持ちが完全に呆けているので、怖い思いをすることがあることだ。逆走などもあり得る。その傾向は前の車の末期から続いていて、要するに限界までスピードを出さないとなると運転への神経が弛緩して仕舞いそれが今でも抜けない。

嘗て語学学校でデイベートのお題となったのは無制限が安全か危険かということで、危険度は上がらないという私見はこうして証明される。速く走ろうとすればするほど神経は研ぎ澄まされて、うっかり運転は無くなる。逆に高齢者の運転は危険という仮説は絶対正しい。

特に大き目な高級なゆったりした車でうかうか快適に走っているとより運転が冴えなくなる。この点からも自動運転と飛ばすことでのメリハリと付けて本格的に走らせる必要があり、逸早く慣らし運転を無事終える必要があると確信した。

基本は走らせることで、それを如何に自動運転で緩急をつけ尚且つ平均走行速度をあげてれるか、それに尽きる。短い区間での回生エネルギーは限られているが、定速アウトバーン走行でのエンジン音は気が付かない。一番気になるのは街乗りで電気ではなくて加速するときの低速の吹かし音である。つまり街乗りの基本は電気モーター走行となる。

先日購入したケーキの一つはベリーだけでなくてヨーグルトが入っていた。流石にオーナーがパン屋でなくてコンディトライのマイスターだけのことはある。その分、従業員の親方がパンを上手に造らなければおいしくなくなる。チーズケーキは標準的なのだが、こうやって、お得な材料を工夫して、季節のいいものがあればやはりとても喜ばしい。ダージリンとでもとても楽しめた。

価格は一切れ凡そ2.5ユーロとか2.8ユーロとかなので、まずまずではないか。以前は量を購入したので、二切れのケーキよりも高くなることがあったが、最近はそれで甘いものを済ましてしまうと、他の甘いパン類をあまり買わなくなったので安くつくようになった。その背景にはチョコレートのカカオの高騰で、チョコレートロールなどが無くなったことがあって、その代わりとなると様々なケーキをとなる。

毎週新しいものが作られる様な感じで、それが続けばこちらも試してみるので、必ず一定数は売れるということになるだろう。再三書いているが、パン屋を守るための売り上げには貢献したいと思っている。



参照:
夕べの祈りに向けて 2025-03-01 | 生活
温まらないといけない 2025-02-19 | 料理
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週末から来月の計画

2025-02-28 | 料理
少し気温が下がるだけで辛い。昨日は厳しいながらゆっくり走り下りて来た。気温は暑くもなく寒くもな14度ほどだが、あまり力は入らなかった。更にどうしてもベットカヴァー無しで就寝するので朝の頻尿になる。それ以前に気温が上がっていると発汗作用もあるのか、就寝前の水分補給も多くなっている。

同時に膀胱などへの負担で違和感も増えている。先日の左への負担は大きいのだが、右側も疲れて腰痛のようにもなる。歯の調子も時々腫れが出てきて気持ち悪い。敢えてテュ―スピースを入れることで余計に歯ぎしりしているのは分かるのだが、余計におかしくなるよりはましだと思って使う。

デジタルコンサートホールの待降節無料券が使わず仕舞いにそろそろ切れる。観ている時間も余裕もなかった。二回もペトレンコ指揮がキャンセルになれば無駄になるのも仕方がない。その後の15日迄有効の延長も含まて先ずはこの週末に用を足す。

一体何をハイレゾで観ていないか。恐らく11月の合衆国旅行への定期演奏会、そして年末のジルフェスタ―コンツェルトの二回分になるか。なんといっても後者のブラームスの協奏曲であるが、前者のラフマニノフやドヴォルジャークも楽しみだ。

それ以外で振り返るものは「エレクトラ」がそろそろ上がって、復活祭の宣伝に使われるのではないかとも思う。15日頃に上がると最も都合がよい。

先日アルザスで購入したものにオニオン入りのテリーヌがあった。これはなんでもない普通のものなのだが、それでも独逸で買うものよりも味が柔らかくて美味かった。味の作り方が違うのだが、オードブル代わりにしても簡単に食しても喉が乾くこともなく、やはりいいなと思う。スーパーであるからあまり種類がないので残念だが、残り物で魚のをやってくれるともっと嬉しい。

ハノーファーの公演も木曜日で千秋楽らしい。この一月、最初で躓いて結局再挑戦は適わなかった。仕方がない。そういうこともあろう。その分春からのことを考えていけばよい。春の復活祭では気が付かなかったが、いつものユース楽団をペトレンコが振らないもののグラネルトのヴァイオリン協奏曲というのをミドリが弾くらしい。生では聴いたことがないが、序なら出かけてもよいと思ったのだが当夜はマケラが振る夜で無関係なので出かけない。その間と前にもう一度フランクフルトでライマンの新制作を訪問してもいいと思っている。日程が過密なので、まだ開けてはいる。指揮者エンゲルは来週からフランクフルト往復であろう。

車ももう一度距離を走ると慣らし運転を終えることが可能となる。出来る限り、有効にエネルギーを使えるように近いうちに走りたい。4月になるとタイヤ交換になるので、そこ迄に高速での性能も知っておくと、安心してベストなタイヤを選択して装着可能となる。

燃料もまだ200km程走る量があるので、近辺にもう一度は知らせてもいいのだが、いい出し物は見つからない。週末のバーデンバーデンでのそれも売れ残っていいるが再度の御招待券は来ないようだ。



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甘ーい甘ーいチョコ 2025-02-26 | 料理
激しい焦燥感の源 2025-02-11 | 雑感
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甘ーい甘ーいチョコ

2025-02-26 | 料理
途上のアルザスのスーパーでの買い物。予定では十分に余裕をもたせて1時間を見込んでいたが、結局それぐらいの滞在となった。土曜日の割に以外に駐車スペースにも余裕があった。工事中で付随の施設などが閉まっていることもあるのだろう。出来れば地元のパン屋が入ってくれればいいと思う。

改装中で場所替えも甚だしいが、品揃えはワインも変わらずで予定したものを買えて、同じドメーヌでもペルナンジュレス地域のクルース川の上となっているが地図で見るとその本流は見つからない。そこからサンジョルジュとかに流れる川はある。地所が低いとかなり水気があるようにも思える。然しこのドメーヌの持っている地所はかなりいい。

当日購入したものよりも二年古い2020年ものの瓶を開けた。アルコールの出方があまり良くなくて、購入時は安かっただろうが、現在27ユーロの価格の価値はなかった。これならばベルクシュトラーゼのものの方が価値があるかもしれない。遅くとも復活祭に出かける時はこれを参考に年度も選べる。

いつもの海老と貝はとにかく安いのでまあまあだったろう。キュッシェの方はどうも価格が上がって仕舞ったようで以前の様に並んでいる人も少なかった。二種類二切れ二食分購入して11ユーロ越えで、初めて買うテリーヌが3ユーロ越えで、合わせて14ユーロは思ったよりも多かった。

サヴォワのチーズ二切れで10ユーロ弱も、以前よりも値上がりしているかもしれない。それでもこれだけの量をこちらで購入すると15ユーロ程になるだろう。

今回初めて購入したのはパンコーナーでのロシェ―グルマンを見つけて購入した。価格はスーパー自家製でも二個で6.60ユーロと決して安くはなかった。然し日持ちも考えて購入した。結局一人で四回食せた。兎に角イタリアのそれの様に甘い甘いで、最早ドイツではあり得ない質のトロミだった。その分満足はした。こちらではもっと小さく嘗てはムーア人の頭と今は人種差別として呼ばれなくなった名前がついているが、こんなに甘いものはない。

その他ではセロリの折れた端てとサラダ菜を購入。合わせて92ユーロは予定よりは多かった。それでも満足な買い物だったろう。

なによりも疲れるのはあまり価値のない音楽会であったが、限られた時間内でこれらの用事を済まそうと思えばやはり疲れるのだ。月曜日も朝は早く冷めたのだが、午後に走るまでとても辛かった。頑張って走ったら走ったで、夜はおきていられなくなるほど眠くなる。パエリアを作って寝落ちするような状態になる。

日の出や長くなっている日照時間もあって朝早起きになっているのはいいのだが、夜がとても厳しくなってきている。早寝して零時前に目が覚めて、すると夜中に電話が再三なるという酷いことになっていた。朝がきついよりもアルコールでも入ってからの夜は本当に辛くなることがある。以前はあまりなかったのだが、自分自身で大丈夫かと思う。



参照:
小声で呟やく言葉 2025-02-23 | 生活
活を入れるしかない生活 2025-02-17 | ワイン
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温まらないといけない

2025-02-19 | 料理
些か息苦しい。最近は疲れが溜まる時が多い。寒いところで走るとカロリーの消費以上に疲れる。疲れが残る傾向にある。発散し難いからだろう。準備体操はしていてもそれ程温まらないと、どうも疲れが残る。栄養を補給するぐらいでは足りない感じがある。

買い物から帰って来る頃に配送があったようだ。紅茶などが遅れているのだが、再び遅れることになる。仕方がないので安物紅茶のアールグレーを淹れる。チョコレートも高騰で安くはあまり入らない。仕方がないのでケーキを購入する。リキュールが入っていて全然悪くなかった。当主がコンディトライだとパンよりもそちらの方にいいものが見つかる。すると常連さんの客層が重要になる。

店仕舞いした前のパン屋の周りは一応高級住宅街となっていたので、高価なものは売れていた。然し当主は大きなパン屋でマイスターをして、修行している若い女の子に作らせていたので、大した材料のものは提供していなかった。若干家庭風のものが多かった。

その点今のパン屋は見た目はそれほど目を引かないが、試してみると可也いいものがある。パンもどちらかというとナッツなどを混ぜた高級パンの方が美味い。店の周囲はトラムプの爺さんの在所の隣で、農家が殆どだ。それでも私の様に態々スーパーの序乍数キロ走って来るお客さんがいると助かるだろう。

保護したいのは手作りパン屋であるのだが、単価が決まっているので、それだけでは経営が成り立たない。そこで応援するとなるとこうしたものでとなる。確かに今迄購入して価格以下の質のものは全くなかった。上手く出せば倍取れるものが多い。現にワイン街道には独逸のコンディトライでリストアップされている店もあるのだが、ケーキを態々取りに行くことはないのである。

正直甘いものは足りない。然し週末にアルザスのスーパーに寄るのでそこで何か買おうとは思う。あまりいいものはないのだが、何か見つかるだろう。いざとなればエクレアか。この季節は熱い飲みものと甘いものが嬉しい。

車の充電に関しては流石にその走行の仕方と消費電力そして充電の頻度などが分かって来た。ざっと一週間に27%ほどの消費がベースになりそうだ。つまり三週間で一回の充電で済みそうである。現在は80%迄しか充電していないので、実際には二週間に一回の割合となる。燃料も二月に一回ぐらいにすれば面倒ではなくなるか。電池の重さに比較すると、15リットル入れるのも25リットル入れるのも燃費にそんなに影響しないかもしれない。

週末は暖かくなる一方なので、電池も効率的だろうと思う。片道100kmしかないのだが、往復では200kmを越えるので、慣らし運転としてはとても都合がよい。往復とも独逸のアウトバーンの無制限区間がない為に、ゆっくり走れるのがなによりだ。ハノーファー行きだった燃料もまだまだ十二分に入っているために、心置きなく走れる。

祝祭劇場の地下駐車場への入り口で車を持ち上げて頭を擦らない様にするかなどの電力消費は予想される。それ以外ではこちらの出発時と、スーパーの駐車場、バーデンバーデンでの市街交通、帰宅時以外にはあまり消費しないかもしれない。80%充電してからの残りで走ってみてもいいかと思う。



参照:
お試しにのシュトレン 2024-11-26 | 料理
活を入れるしかない生活 2025-02-17 | ワイン
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日常のあやふや感

2025-02-09 | 料理
洗濯日和である。ヒーターを切って、窓を開けられる。気温としては摂氏7度ぐらいであるが、陽射しがきつくコートが要らない。準備していた洗濯ものも結構乾くだろう。室内に長く伸びる陽射しで汚れが目立つので、掃除機も一寸掛ける。

床屋の予約をどうするか。ハノーファーに出かけるかどうかで考える。やはり出し物の内容を考えると気持ちがすっきりするものではない。シュタイヤーの演出自体が「影のない女」でも敢えてそのようにしてあった。然し今回は残酷にも歴史化から掘り出したものがユダヤ人の歴史とも同時に描かれていて、より鬱陶しいものが残る。まさしくユダヤ教では墓場を花で飾らない事と似ている。あまりにも呵責の無い世界感でしかない。

そうした引っ掛かる気持ちが訴えることも多いのは、作者シムメルペニッヒの劇作にも通じるのだが、そこでは日常のなんとなくのあやふや感が同時に描かれている。福島の浜通りの生活も然りで、それはやはり刹那感にも通じるのだが、ユダヤのそれは違う。

更に最も期待するところのエンゲル指揮のアンサムブルでの一種の爽快感や達成感もその劇場の資質からして味わえないとすると、やはり辛い。公演が終わって無事宿に帰って来て、それでもすっきりしないのではないか。そしてその翌日の帰路の旅行で心が晴れているのかどうか、とても疑わしい。特に個人的に今の心情からするとどうしても鬱積するものが残りそうなので、決して良くないのである。

現金を下ろしたついでに山の上に車を走らせて一っ走りした。時計を忘れていて、とても遅かったようなのだが、下りてくると暗くなっていた。歩数は5600歩ほどであっているので、峠往復で34分のところを50分ほどかけていたようだ。

先日肉屋で地元野菜や果実等でコンフォートを作っている店のビートにウォールナッツの入っているものを購入した。小さな瓶で6.90ユーロだから安くはない。それでも保存剤も入っていて保つようだから購入してみた。二度ほど食したが決して悪くはない。素材の味も自然に出ていて、それでも食べやすくなっている。先ずは試してみて成功だと思う。パンが古くなって乾いてきた時にはとても助かる。

肉屋自体がデリカッテッセンのお店でもあるので、こうした地元のいいものを扱ってくれると喜ばしい。ワイン街道は葡萄の産地であるから野菜類はライン平地の河の方向の一帯で栽培されている。アスパラガスだけでなくて果物類も気候からしてなくはない。まだそれ以外にも買えるものがあって、更に売れる様ならば並べて欲しい。肉類だけでは限度があるからだ。勿論おいてある乾麺などを買う必要もない。それでも生のパスタ類は使える。どうしても肉が入っている。

掃除機をかけようと思ったらノイズキャンセラーのイヤフォーンを車に入れっぱなしになっているのに気が付いた。掃除機をかける時と、ワイン祭りの時は自宅でも使うのを忘れていた。



参照:
模索する運行計画立案 2025-01-20 | 雑感
17年リースリング開栓 2024-12-26 | ワイン
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先ずはお試し焼き鮭

2024-12-25 | 料理
比較的早く買い出しに出かけた。車のバッテリーは54%まで減っていたのは前日にただただ走りに行く時に丘を上がっていったからと、車体を高く浮かしたからだろう。国道ではエンジンが動いたのでそれは満足だったが、16%の減り方は僅か距離にして6km少しの走行にしては大き過ぎる。そして更に長い距離13km程を走ったが、これも16%の消費で済んだ。回生エネルギーもあるだろうが、やはり比較的平坦を往復する方が電気消費量は少ない。一回の買い物にアイロン掛け2時間半ぐらいの電力と若干のガソリンを使った形になる。

プラグインハイブリッドはやはり頻繁に充電する様にするのが効率的で、車庫で充電できないとあまり有利ではないとは知らなかった。幸いなことに充電できているので、あとは料金とその出方だけが気になるが、今後どの程度使うのかとなる。兎も角、街の中で排ガスも音もなく走れるのは嬉しい。今後全自動運転へと進むときに電動化以外に方法はない。

先日安売りのサーモンのフィレを購入した。大き目で8ユーロもしたのだが、一人で二回食せる量だったので、半分をグリルにした。皮を剥がして、蒸し焼きだけでサラダにしたが、これはこれでなかなか美味であった。勿論ソースが重要なのであるが、まずまずの合格点で楽しめた。

二度目はいつものように塩鮭としたが、いつもなら骨付きのところだがこれだけ大きいとそれはそれで食べ甲斐があった。

車中のマイクロソフト系のノートスにログインした。どうもこれの問題はクラウドでAIを通すので一旦話したことがマスターコムピュータに届くことで、声や内容がその儘処理されることだろうか。試し試でしか使えない。もう一つ、カレンダーは通常使っているグーグルと関連させたのでそのまま使える筈だ。

歳末買い付けに加えたいのに車庫の扉のストッパーがある。並びで様々な試みがあったが今一つこれといったことをしている人はいない。今はお隣さんからもらったブロックをおいているのだが、先日半分に割れて仕舞ったので、強風の時は使えない。それだけの質量がない。ドアに細工してゴム足を下ろしたりというのもあるが、強風では石畳で滑るだけだ。時間かけて車庫入れしているので、どこかで車に当てる。原理的によさそうなのはやはり楔を入れることだ。そこはゴムで上が竹というのがあって、なんとなく上手く行きそうな気がする。先ずは試してみてもいいかと思う。

車庫で工夫しなければいけないのは、充電のケーブルの設置で、現在はワインの箱を差し込みから充電器までの間において、使う時にそこにおいて両方へと伸ばして充電接続しているが、その場所に充電ケーブルのケースを吊るしておくと使いやすい筈だ。但し幅が一杯で場所があまりないので上の方に吊るすしかない。すると穴を開けないといけない。マシーンもないので、考えものである。どれほど頻繁に充電しなければいけないかでも手間が異なる。

同じような位置では、ドアを開いた時に当てても良いようにクッションを貼るべきか。現在はドアが当らない位置に停めるように苦労をしている。それが無くなると駐車するのは早くなる。その他、仮眠用のパッドも欲しい。小物は結構買うものがある。



参照:
魚テリーヌの買い出し 2024-12-22 | 暦
若年寄りも結構使える 2021-08-06 | ワイン
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